歴史ドラマ「ヴァイキング~海の覇者たち」シーズン5の11話~20話を紹介します。
故郷カテガットをめぐって兄弟ゲンカを繰り広げ、アイヴァーが勝利して終わったシーズン5の前半。ロロも物語に参加するようだし、親族間での痴話ゲンカはいつまで続くのだろうか…
・キャスト
・11話:掲示
・12話:卑劣極まりなき殺人
・13話:新たなる神
・14話:こぼれ落ちた瞬間
・15話:地獄
・16話:釈迦
・17話:惨劇
・18話:バルドル
・19話:洞窟で見たもの
・20話:ラグナロク
・あとがき
※その他シーズンのネタバレ感想はこちら
キャスト
ラグナルの息子たち
★長男:剛勇のビヨルン
(アレクサンダー・ルドウィグ)
最初の妻は行方不明。2番目の妻はボルグ首長の元妻トービ。気持ちが無くなり3番目の妻を娶るがすぐに失う。現在独身
★次男:ウベ
(ジョーダン・パトリック・スミス)
ビヨルン派
元奴隷で野心家の妻マルグレーテに嫌気をさして、トービと再婚する
★三男:ヴィトゼルク
(マルコ・イルソ)
アイヴァー派
マルグレーテを可愛がる
★四男:蛇目のシグルズ
シーズン4で他界
★五男:怒れるアイヴァー
(アレックス・アンダーセン)
母を殺したラゲルサに復讐心を燃やす
11話:掲示
勝利を収めたアイヴァーはカテガットの王となる。
一方、僻地に逃げ延びたビヨルンたち。ヘフマンド司教はイングランドへ渡ることを提案しつつ、禁欲の誓いを破り、ラゲルサに愛の言葉をささやきまくる。
そこにロロがやってきた。ビヨルンは自分とラゲルサの間にできた子だとか爆弾発言をかまし、2人を助けたいとのたまう。敵に援軍を送った意味不明なロロに、ビヨルンは絶交宣言する。
そしてイングランドへ旅立つ。
ロロはビヨルンが自分の子だと断定するの、ラゲルサにとってはとんだ迷惑だよね。何十年も黙っていて今ごろ交渉の切り札に出すとか、こういう男キモいわー。ビヨルンが絶交してくれてスッキリした。
12話:卑劣極まりなき殺人
イングランドに着いたラゲルサたちは捕まるが、ヘフマンド司教の計らいで自由の身となる。
ヘフマンドはシャーボーンの司教に任命されたクスレッド卿が気に食わなくて殺害してしまう。アーメン
カテガット
アイヴァーは元奴隷のフレイディスを妻として迎える。ヴィトゼルクとマルグレーテは、アイヴァーが子をつくれないことを知っていて、バカにしていた。
そんなとき、フレイディスは他の男と寝て身籠り、アイヴァーの子を妊娠していると発表する。
その後、マルグレーテは何者かに殺されてしまう。
キリストの母マリアは処女なのに母親になれたのは奇跡だ、とか以前話してたよね。なんとなく話してたことが、後々回収されることが多いんだよねこのドラマ。観続けたご褒美をもらった気分。
13話:新たなる神
ヘフマンドはアルフレッド王を丸め込み、シャーボーンの司教に返り咲く。王はノーサンブリアのエルスウィズ姫との結婚が決まるが、姫はこっそりビヨルンと付き合っていた。
王はウェセックスの生き残りをかけ、ウベと妻トービに改宗させて、新たな関係を結ぶ。
そんなとき、ビヨルンの前に、成長したマグヌスが現れる。幼少の頃、王宮を追い出されたクウェンスリス王女の息子はまだ生きていた。そして腹違いの兄弟だと自己紹介する。
ヨーク
ハーラル美髪王が戻り、アイヴァーの留守を任されたオラフソン首長と同盟を結ぶ。一緒にウェセックスを攻め、その後アイヴァーを打ち負かそうと意見が一致する。
カテガット
アイヴァーは自分がオーディンの子孫ではなく、神だと気付いたとか(はぁ?!)。祭りでは兄ヴィトゼルクを生贄として捧げたいと言う。
アイヴァーの祭りの世界観についていけない…
14話:こぼれ落ちた瞬間
ウェセックス
美髪王たちは大船団でやってきた。
なぜか坊主になったビヨルンを真似て、短髪にしたアルフレッド王は、ウベから剣術を学ぶ。
大臣らから信頼される兄のエセルレッドは、王を倒し玉座を奪おうとしていた。
ビヨルンからマグヌスを紹介されたウベたちは、素性を疑う。
フロキの世界
過酷な環境で上手くいかず、殺しの連鎖を断ち切れない村人たち。こんな移住地イヤだ…
カテガット
自称神のアイヴァー王はイキりまくり、不吉な事ばかり言う預言者を殺してしまう(!)
短髪になったアルフレッドが誰だかわからん。
15話:地獄
ヘフマンドは主から罪深い行いを断つようお告げを受けて、ラゲルサとサヨナラする。
そしてウベたちヴァイキングはウェセックス軍と一緒に、美髪王の軍と戦う。
一進一退の攻防を繰り広げるなか、ヘフマンド司教が死亡。そのうちウェセックス軍が優勢となり、美髪王は仲間に退却を命じる。
その後、ラゲルサの姿が見当たらなくなってしまう。
戦勝のお祝いの場にて、母ジュディスが謀反の首謀者は兄のエセルレッドだと王に告げる。
ヘフマンド死ぬなら戦の前に別れる必要なかったじゃん。無駄に傷つけたよね。
16話:釈迦
【ウェセックス】
アルフレッド王は勝利に導いたお礼として、ウベたちにイースト・アングリアの土地の所有権を譲り、見学へ行く(デジャヴだ…)
改宗し教会に入るウベを見たビヨルンは、捕虜となったオラフソン首長の嫁グンヒルドと良い感じ(またぁ?)。美髪王と手を組んでアイヴァーからカテガットを奪還すると言う。
王は謀反を企てた兄を許すと言うが、母ジュディスは毒を盛りエセルレッドを殺害する。
ヨーク
戦いに負けて帰還する美髪王。オラフソン首長は戦いで死亡したとか。ラグナルの息子マグヌスもいる。
そこにビヨルンとグンヒルドがやってきた。
美髪王は愛しい嫁が亡くなったばっかりなのに、もうグンヒルドに気があるんだね。ビヨルンもとっかえひっかえだけど、魅力がさっぱりわからない。あのラグナルの息子ってことで女性が近づいてくるんだろうな。
17話:惨劇
フロキの世界
出ていった村人が体調を崩し、フロキたちは救助に向かう。そこで良い人風だったチェーティルが変貌し、皆殺しにしてしまう(この世界もうイヤだ…)
カテガット
民会ではアイヴァーが仕切りまくり、独裁政治をする。
港で木彫りのお釈迦様を購入したヴィトゼルクは、価値観が変わり始めた模様。
それを察したアイヴァーは、ヴィトゼルクに町を出てオラフ王の屋敷へ行くよう命令する。
ウェセックス
西ウェールズにヴァイキングの大船団が現れ、ウベが指揮をとることになる。
そういえばシーズン1の1話でカテガットの民会へラグナルとビヨルンが参加したよね。懐かしいな~。今年の民会の雰囲気がイヤすぎる。
18話:バルドル
ヴィトゼルクはオラフ王を訪ねる。援軍を頼むつもりだったが、アイヴァーを王位から引きずり下ろすために協力してほしいとお願いする。
ヨーク
ビヨルンとグンヒルドは結婚する(!)。嫉妬で燃える美髪王であった。
カテガット
町のオブジェが壊され、アイヴァーはヴィトゼルクの彼女を捕まえる。
「ラグナルの時代はみんな自由だった」
本音を語った彼女やその家族は火で焼かれてしまう。
フレイディスはバルドルを出産する。その子には障がいがあり、神の子ではなかった。アイヴァーは、自分と同じ苦しみを与えたくない一心で、我が子を森に置き去りにする。
ウェセックス
ジュディスは霊媒師の家でラゲルサを見つける。
すっかりラゲルサのこと忘れてた。またでてくるとややこしくなるから~。久しぶりにラグナルの最期のシーンが出てうわーんとなった。
19話:洞窟で見たもの
フロキ
死者の国の入り口を見つけ、ワクワクしながら奥に進むと十字架がたっていた。絶望感に打ちひしがれたその時、火山が爆発し、がれきの下敷きとなる。
ウベ
ウェセックスにデーン人が押し寄せてきて、交渉決裂したフロド王と決闘する。ケガがヒドすぎて死んだかと思いきや、勝利し戦を回避する。
その後、十字架を捨てて、ラゲルサとともにカテガットを目指す。
ビヨルン
美髪王とともに、冬だけど無理に出航し、カテガット近くに上陸する。なぜか2人は口ゲンカで剣を交える。そこにグンヒルドが現れ殴られる。しょんぼりしつつ仲直りする2人であった。
ヴィトゼルク
オラフ王の軍を従えてカテガットを目指す。途中、ビヨルンと合流し、一緒に襲撃することとなる。
一番信仰心の強かったフロキの最期がこんな扱いなんて、笑えない。キリスト教を推したい勢力に、脚本家が負けてしまったのかな?とか邪推してしまった。
20話:ラグナロク
ビヨルン、ヴィトゼルク、美髪王などなどが集まる夜。オラフ王はラグナロク(終末の日)の話をしてビビらせる。
カテガット
朝、兄たちの軍が来襲する。
「ビヨルン、おかえり!」
アイヴァー優勢で兄たちが退却する。そんななか、ラグナルの息子だと未だに主張するマグヌスは、矢で射られて死亡…
その後、息子を殺されて怒りが収まらないフレイディスは、ビヨルンたちに町への秘密通路を教える。
「木に吊るされた彼を見たいの」
半信半疑の兄たちは、抜け道を利用してカテガットに入り、勝利を収める。そこにウベとラゲルサが到着。ビヨルンはカテガットの王となる。
一方、アイヴァーは妻を殺した後、一人旅に出ていた。
ビヨルンにカリスマ性が無さ過ぎてテンション上がらない。演技力のせいなのか?ずっと無表情で色気も無いし、気持ちが伝わってこない。
ヴィトゼルクが長い棒を支えにして壁を垂直に上るのすごかった。初めてカッコいいと思った。
あとがき
そろそろ春が近づいてきたので、庭の小さい畑を耕そうと農機具を出したら、殺人の道具に見えてしまった。とても握りやすくて戦いに向いてると思った。