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『ヴァイキング~海の覇者たち』シーズン1ネタバレ感想

カナダのヒストリーチャンネル制作ドラマ「ヴァイキング~海の覇者たち」シーズン1を紹介します。

上昇志向の高い主人公が未開の地を目指して冒険する物語。

バイキング系は女性にとって胸糞悪いシーンが多いので、今まで避けて通ってきたのですが、こちらのドラマでは、バイキングの日常を丁寧に描いてくれています。

普段は農業を営んでいたり、高度な航海技術を持っていたり、北欧神話を信仰していたり。なにより主人公の愛妻家設定がGood!

なかなか興味深くて印象が変わりました。

ドラマはシーズン6で幕を閉じる予定だったけど、Netflixが続編制作の権利を獲得したとか。そのおかげで突然Netflixで視聴できるようになったので、この機に1話からしっかり観直そうと思います。

キャスト

★ラグナル・ロズブローク
(トラヴィス・フィメル)
妻・娘・息子の4人暮らし。農家を営み、夏場は略奪へ出かける

★ラゲルサ
(キャサリン・ウィニック)
ラグナルの妻。美人の女戦士

★ハラルドソン首長
ラグナルが属する町カテガットの首長

★アセルスタン
イングランドの修道士

★ロロ
ラグナルの兄

 

1話:旅の始まり

8世紀 北欧 スカンディナヴィア
青い瞳のラグナルは、12歳の息子ビヨルンを連れて民会へ出席する。

民会にてーー
ハラルドソン首長による裁判が開かれ、罪人が裁かれる。そして夏の略奪遠征の話になり、船を持つ首長はいつも通り安全な東へ出ようと言う。

翌日ーー
処刑場にて罪人たちが殺される。惨たらしい最期にあぜんとする少年のビヨルン。父は、、、

「わかったか?これがヴァイキングだ」

ラグナルは貧しい東へ遠征することに反対し、海を渡って豊かな国があるらしい西へ行きたいと言う。

しかし首長にリスキーだと却下されてしまう。

さぞかし落ち込んでいるかと思いきや、ラグナルはすでに船大工のフロキに船を作ってもらっていた。放浪者から入手した太陽盤で方角がわかるとか。

兄弟のロロと3人で進水式のとき、船は力強く進んだ。

「あとはお前次第だ」

感想

ワクワクする~
ラグナルは海賊だから悪い人なんだろうけど、めちゃくちゃイケメンだし愛妻家だし、これは応援せざるを得ない。
そしてラグナルの奥さんが美しい。気が強いのもいいね。
物語はまだまだこれからって感じだけど、美男美女と壮大な景色を堪能した。

 

2話:新たなる航海

ラグナルは内緒で男たちを集め、自前の船で海へ出て、イングランドへ向けて出発する。

途中、嵐がきたり、霧で何も見えなかったり、体が濡れてとっても寒そう。

延々と船を漕ぎ続けて諦めかけたそのとき、島を発見する(おめでとー)

上陸したラグナルたちは完全武装し、近くのリンディスファーン修道院へ向かう。

「怖がらなくていい。神を信じよう。さぁ祈ろう」

扉をこじ開け、祈り続ける大勢の修道士を皆殺しにする。

財宝より聖書が大事だと言う司祭を見て、興味を持ったラグナルは、生かして連れて帰ることにする。

感想

私はヨーロッパの歴史を知らないんだけど、この時代のスカンディナヴィアには、キリスト教はまだ入ってなかったんだね。
北欧神話を信じていて、神と共に生活している感じ。殺しや略奪はするけど、信仰は真面目なんだよね。なんだかギャップがあって戸惑う。

船の旅がほんとうにツラそうだった。ずっとびしょびしょはイヤだなぁ。温かい食べ物とかもなさそうだし。よくあの状況で生きてたよね。

 

3話:戦いの序曲

ラグナルたちは無事に帰港し、町民から称賛をうける。

首長は成功を収めたラグナルが気に食わない。持ち帰った財宝を没収する。

その中からたった一つ報酬として与えられ、ラグナルは司祭のアセルスタンを選ぶ。そこでイングランドやキリスト教、国の言葉を教えてもらう。

その後、ラグナルは首長を説き落として、側近のクヌートを連れて行く条件で、西への遠征の許可を得る。

今回は妻を連れて行き、家は司祭に任せるとか。

イングランド ノーサンブリア王国ーー
陸に降り立ったラグナルたちの前に、衛兵が現れる。なんだかんだで話がこんがらがって、お互い攻撃し合う。

感想

なんでもかんでも神のせいするのズルいなぁと思うけど、科学がまだ無い時代だから、神にすがって気持ちを落とし込むしかなかったのかもね。
あの司祭はイケメンだけど、髪型が不気味すぎて苦手。ラグナルたちとの共同生活で、髪型を変える時が来たりするのかな?
嫁は船の旅でトイレどうしてるんだろ?とかどうでもいいこと気になった。

 

4話:仕組まれた裁判

ラグナルたちは日曜礼拝の時間に合わせて略奪を始める。

そんなとき、ラグナル嫁が町の女に迫るクヌートを見つけ、止めに入るが逆に犯されそうになる。嫁はクヌートをめった刺しにして殺害する。

その後、帰港し、ラグナルは首長に自分がクヌートを殺したと言う。

裁判所にてーー
首長はクヌートが邪魔者だから殺したと決めつけるが、ラグナルはクヌートが妻を犯そうとしたからだと主張する。

「トールのいかづちに打たれて死ぬがいい」

聴衆のなかにいた妻は、自分が殺したと口をはさむ。

首長は事前に裏取引したロロを目撃者として証言させるが、ロロはクヌートの悪事を暴露し、ラグナルの濡れ衣を晴らす。

夜、ラグナルが仲間と祝杯をあげていると、悪い奴らがやってきて、仲間が殺されてしまう。

怒りがおさまらないラグナルは、その後、丘の上に座り続け、内なる声に耳を傾ける。

感想

なかなか上手くいかないところがもどかしいけど、悩めるラグナルがいいね。

そして斧での戦いが惨たらしい。ゆっくり殺すときは、必ずエールを飲ませてあげるんだよね。怖いわ~

屈強な男たちと共に嫁を連れてくとか言い出したときは「はぁ?」と思ったけど、ちゃんと役割があったのね。納得

 

5話:奇襲

ラグナルの存在が脅威だと恐れる首長は、彼の自宅がある漁村を襲撃する。

森で狩猟中だったラグナルは、華麗な斧さばきを披露し、負傷しながら自宅へ急ぐ。首長たちに囲まれ絶体絶命のピンチなとき、馬を奪って逃走する(すげー)

最終的に崖から落ちるが、司祭が海から引き上げてくれた(ナイス!)

森に住む船大工のフロキを訪ね、家族でかくまってもらうことに。フロキの薬草のおかげでなんとか生き延びた模様(よかた)

一方、首長は娘シアリを醜い老人のビャルニ首長に嫁がせる。蚊帳の外で激おこの妻シギー。夫は娘を守るためだとなだめる。過去に息子たちを亡くしているんだね。

そんなとき、ロロが首長に捕まり、拷問を受ける。

それを知ったラグナルは、首長へ決闘の申し込みをする。

感想

森から急いで戻ってくるラグナルが華麗な動きでかっこよかった。でもケガで弱ってるラグナルもかっこいいよね。静かにニヤッと微笑むのが色っぽい。

司祭が無知だから、視聴者の声を代弁してくれるのいいね。色々質問して教えてもらうシーンが勉強になる。なかなか良い仕事してくれてる。

 

6話:選ばれし者

ラグナルを脅威に感じる首長は、決闘で彼を消し、自ら西へ攻める計画を立てていた。

決闘のときーー
足を引きずったラグナルと、年老いた首長との一対一の決闘が始まる。
そしてラグナルは勝利し、首長はとどめを刺される。

「息子たちと酒が飲める…」

町民たちはひざまずき、首長となったラグナルを称えた。

盛大な葬儀では、自ら志願した若い女が生け贄となり、”死の天使”に首を斬られ、一緒に燃やされる。

裏では、兄のロロが前首長の嫁と娘を保護し、弟を出し抜こうとしてるっぽい。

冬ーー
ラグナル嫁のお腹がだいぶ大きくなってる。
司祭はラグナロクについて質問をする。
ラグナロクとは北欧神話における終末の日のことであった。

794年6月 イングランドーー
ラグナルたちは3隻の船で海を渡り、タイン川の上流へ進む。

感想

首長とのライバル関係はもっと長く引っ張ると思っていたけれど、あっさり殺されて、サクッと物語が進んで行くんだね。
あっという間にラグナルが首長になって戸惑った。

そういえば日本神話には終末が無かったような。天皇がいるから物語を完結させるわけにはいかなかったのか?昔の北欧の文化や思想を知れて楽しい。

 

ちょっとここで位置関係を整理

タイン川ってどの辺?と思って息子の中学の地図帳を開いてみた。

スカンディナビア半島の下の方にカテガット海峡を発見。ラグナルはこの海峡沿いに住んでいたのかな。紫で囲んだ部分を拡大してみた。

初めての西の遠征で訪れたリンディスファーン修道院は、リンディスファーン島にあるとか。左の青丸の部分に小さな点があって、それがどうやら島っぽい。

タイン川はすぐ下のニューカッスルのところに流れる川みたい。

手漕ぎの船でよく渡ったもんだ。

 

7話:約束と裏切り

3隻の船で西へやってきたラグナル御一行様。上陸して態勢を整える。

エラ王の弟エゼルウルフは、軍隊の指揮官となり野営の準備をしていた。そこにラグナルたちが奇襲をかけ、エゼルウルフを人質として捕まえる。

ラグナルは王室の生活に興味があった。エラ王の和平交渉に応じ、城を訪れる。そこで身代金として2000ポンドの重さの金銀を要求する。

王はその代わりに、仲間の誰か1人に洗礼を受けてほしいと言う。

「俺がなってやる」

立候補したロロは、川に入り洗礼を受け、キリスト教徒になる。

その後、野営地で大人しくしていると、エラ王の使いが宝箱を運んできた。中は空だった。そして大勢の騎馬隊が襲ってくる。かっこよ

戦いに慣れたラグナルたちは、斧でザックザクと敵を倒し、圧勝する。そして望みの財宝を手に入れ帰宅の途についた。

感想

へぇ~面白い…

それにしても、寝てるテントに火をつけるのだけはヤメテ。無力なイングランド人が可哀想になってきた。でもまぁドヤ顔がカッコいいラグナルを応援してしまうけどね。

ラグナル首長が留守だからって、嫁が偉そうに町の権限握ってるの違和感あった。副首長とかいないのか?そして嫁は流産した?

 

8話:生贄の儀式

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妻ラゲルサが流産して落ち込むラグナルは、いつものメンバーとともに、9年に一度のウプサラの神殿への参拝に参加する。

雷神トールやフレイヤ、オーディンなど、祀られた神々の前で、それぞれの願い事を唱える。

夜、祭りでは酔っぱらった男女によって乱交パーティーが繰り広げられる。

翌朝、ホリック王がやってきた。家族とともに真面目に過ごしたラグナルは、ホリック王に忠誠を誓う。

祭りの最後に生け贄を捧げるとかで、司祭が選ばれる。しかしキリスト教を信仰していることがバレて、他から出すことになる。

「俺が生け贄に志願する」

立候補した仲間の一人は儀式で殺され逆さに吊るされる。

感想

祭りが神聖すぎて重かった…。なんだか疲れた。

臨月くらいまでお腹にいた子を流産したばっかりで、また次の子が欲しいってのキッツい。体がボロボロじゃないかな…

跡継ぎ候補をいっぱい欲しいと思うのはわからないではないけど、ビヨルンがいるんだから許してやってよ。

 

9話:決裂

ホリック王から面倒な仕事を押し付けられたラグナルは、スウェーデンのイェータランドを訪れる。

目的は、ホリック王の土地を横取りしたボルグ首長と交渉すること。あの土地は鉱石がたくさん埋まっているから簡単に手放せないとか。

その後、兄のロロを人質として残し、馬で観光に出かけるラグナルたち。途中で美女に出会って意気投合する。ラグナルはその美女と夜を共にし、息子のビヨルンから軽蔑される。

結局、交渉は上手くまとまらず。

ロロはボルグ首長から仲間になろうと誘われ、ラグナル打倒に乗り出す。

スカンディナヴィアにてーー
一方、地元の町では疫病が蔓延。広間に病人を運び込み、ラゲルサは看病する。翌朝、娘のギーダは息を引き取っていた(涙)

感想

はーーーツラい。重い。

まさか娘ちゃんが死んじゃうなんて…。ウプサラ行ったときパパに肩車してもらってたの可愛かった。とっても幸せそうな家族だったのに、この先、バラバラになってしまいそうな予感しかなくて、次見るの躊躇するわ。

ビヨルンはこれで父を恨むよね。今後、成長してロロと共謀して打倒ラグナルとかやっちゃうのかしら。まぁ日本の歴史もだいたい兄弟ゲンカか親子ゲンカだもんな。

 

あとがき

銃が無い時代の戦いが好きだ。斧は木こりが使うものだと思っていたけど、こんなに殺人に向いた武器だとは思わなかった。野蛮な海賊感も表現できて、斧が大活躍だね。

イングランドの衛兵の数がしょぼいのは、予算が少ないから?ドヤ顔の盾の壁も、あれで防げてるようには全然見えないけど。正面からぶつかる戦闘スタイルは、体格に恵まれているからなんだろうね。

ちょっとした謎なんだけど、ヨーロッパの歴史物語をカナダが制作したりするんだね。日本が三国志を作るみたいな感じなのか?

ハッピーエンドが無さそうでシーズン2を見るの怖い。でも見るよね~

↓他話数のネタバレ感想はこちら↓
・シーズン1:全9話
・シーズン2:全10話
・シーズン3:全10話
・シーズン4:1~10 11~20話
・シーズン5:1~10 11~20話
・シーズン6:1~10 11~19 最終話


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