安藤なつみ先生の『私たちはどうかしている』3巻を紹介します。
いつも和服を着てるのいいね。女性は華やかだし男性は凛々しく見える。時代ものとは違って一般人は現代の洋服を着ているから、不思議な感じ。
わたどう読むなら↓こちら
(電子書籍のebookjapan)
こちらを見てる…。紋付羽織袴の椿さんステキ…
<3巻のあらすじと感想>
・登場人物
・11話:15年まえの春
・12話:現れた母
・13話:閉じ込められた部屋で
・14話:お茶会のお菓子
・15話:茶室
登場人物
★花岡七桜(はなおか なお)
21歳の和菓子職人。母親の汚名を晴らすため、椿と婚約し同じ部屋で暮らす。
★高月 椿(たかつき つばき)
老舗和菓子屋・光月庵の跡取り息子。幼なじみだとは気付かず、七桜にプロポーズしてしまう。祖父の大旦那さまと確執あり。
11話:15ねんまえの春
「さくら」が現れたら永遠に俺の前から消えてもらう
そう言い放つ椿は、15年前の出来事を話す。明け方、父親の部屋にさくらの母がいた。2人はいい仲だったが、さくらの母は父を殺したと言う。
七桜は平静を装って、椿と距離を置く。
女将は七桜の身辺調査をして、15年前の事件の殺人犯の娘だということを知ったっぽい。七桜を脅していると、椿が陰から見ていた。もしやバレた?
そんなとき、七桜の母と名乗る女性が現れた。
◆感想◆
椿は15年前の女の子が七桜だと気付いてないの?バカなの?それとも知らないふり?
12話:現れた母
七桜の母・花岡夕子は手土産を渡し、娘と疎遠になっていたことを話す。誰だかわからない七桜は、上手く話を合わせる。
そのおかげで、女将は七桜を責められなかった。
見送りに出た七桜は、母役の女性に事情を尋ねると、店の常連客に頼まれたとか。七桜はその人に会いたいと土下座し、お店の名刺をゲットする。
家に戻ろうとすると、玄関に椿がいた。自分たちの結婚式に作りたいお菓子があるとかで、奥の間に通される。15年前の「さくら」は七桜だとバレた?バレてない?
「俺は信用ならないヤツほど、手元に置いておく主義なんだ」
◆感想◆
偽母はあのヒゲのおじさんが寄こしたのかしら。椿の行動が突飛すぎて、愛なのか嫌がらせなのかイマイチわからない…
13話:閉じ込められた部屋で
結婚を破談に出来るなら誰でもよかった。ただ1人を除いては…
さすがに椿も気付いたよね。七桜は結婚を決めた理由は、お菓子作りをしたかっただけだとウソをつく。
すると椿は扉につっかえ棒をして出ていった。引き戸だけど体当たりしてもびくともしない。どうしたものか…
女将は七桜にこだわり続ける息子に気を揉んでいた。椿が来月の23日に式を挙げると伝えると、うろたえる女将。もしや父の命日?
七桜が閉じ込められた部屋の本棚には、古いレシピがたくさん並んでいて、開くとママの字だった。
その後、椿が扉を開けると、七桜が倒れていた。慌てて抱き起こすと、七桜が椿に熱いキス!かなり濃厚ですよ。
一瞬の隙を突いて部屋を飛び出す七桜。廊下を走っていると、頭上から壺が落ちてきた(はい?!)
◆感想◆
1、2巻で楽しかったお菓子作りがあまり出てこない。椿と女将の親子がほんと頭おかしい。
14話:お茶会のお菓子
壺が上から落ちてきて、絶体絶命の七桜。椿が覆いかぶさって助けたよ。でも大事な手をケガしてしまった。(ふつうなら大事故だよ…)
椿は女将の仕業だと言う。
部屋に閉じ込めたのは、女将の仕返しを受けないためだったとか(はぁ?!)
七桜は子どもの頃から椿が助けてくれていたことを思い出し、キュンときてる(マジで?!)
そんなとき、10日後に茶会が開かれるとか。
ケガをした椿は全力でお菓子作りが出来ないため、断ろうとする。
「大丈夫です。引き受けます」
しゃしゃり出る七桜。店を立て直す手助けをしたいと訴える。
そして、お茶会での主役のお茶の特訓が始まる。
◆感想◆
不思議展開であぜんだわ。七桜は酷い目に遭いまくってるのに、可哀想だと感じないんだよね。だから気軽に読めていいのかも。
15話:茶室
お茶を知らずに茶会の御菓子は作れない
茶室にて、七桜は椿の特訓を受ける。そんななか、大旦那さまがやってきた。
椿が立てたお茶をひと口飲んで、今度のお茶会でお菓子を食べることはなさそう、とか嫌味を言って去っていった。感じわるー!!
茶会で作る予定のお菓子は「落とし文」
昆虫が葉に卵を産み付けるのを模したお菓子で、親の愛を表しているとか。
朝になり、部屋に七桜はいなかった。椿が探すと、夜じゅうお菓子のデザインを考えていたとか。
その姿勢にキュンときた椿。大好きな気持ちを七桜に伝える。でもあの女の子だったら諦めなきゃいけない。だからもう一度確かめる
「さくらなのか?」
◆感想◆
え?まだそんなこと言ってるの?さくらでしょうに。本人の口から真実を聞きたいってこと?諦め悪い男だな。
もう親のやったことなんてほっといて、好き同士ならそれでいいじゃん。
わたどうあらすじ感想はこちら↓
13巻 12巻 11巻 10巻 9巻 8巻 7巻 6巻 5巻 4巻 3巻 2巻 1巻
わたどう読むなら↓こちら
(電子書籍のebookjapan)