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漫画『私たちはどうかしている』9巻ネタバレあらすじ感想


安藤なつみ先生の『私たちはどうかしている』9巻を紹介します。

8巻は七桜のせいで結婚式をめちゃくちゃにされたお相手の栞さんが再登場。思いっきりモブだと思っていたので、七桜のライバルとして出てくるとは思わなかったわ。

まぁどうせ椿は七桜に惹かれるんだろうけど。七桜が性格変わっちゃったからね。関係がギスギスして、ちょっと楽しめてない…


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椿さんが完全にヒロインになっている…

<9巻のあらすじと感想>
登場人物
42話:空白の3年間
43話:信念
44話:花蕾(からい)
45話:和倉温泉

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登場人物

★花岡七桜(はなおか なお)
「花がすみ」の和菓子屋店主。現在24歳。過去に色々あって、光月庵を乗っ取ろうとする。

★高月 椿(たかつき つばき)
「光月庵」の和菓子屋店主。七桜のことが気になりつつ、過去に破談になった栞さんをキープ。

★栞
椿の元婚約者。椿のことを諦めきれず、実家を捨てて光月庵で住み込みで働く。

★多喜川
七桜の幼い頃を知る大金持ち。七桜ママの御菓子のファンだとか。

 

42話:空白の3年間

火事から6か月後、七桜は雪国の和菓子屋にて住み込みで働いていた。

多喜川はちょいちょい七桜の様子を見に来てくれる。七桜は御菓子を作ることで少しずつ平常を取り戻していった。

そんなある日

お店に警察が訪れ、去年の光月庵の火事のことを聞かれる。女将のいいように真実を捻じ曲げられ、七桜は大雪の中、お店を飛び出した。

七桜は生きる希望を失って雪の中倒れていると、多喜川が助けに来てくれた。

ママの形見には、旦那さまに宛てて書いた渡せなかった手紙がたくさんあった。「天罰が下った」と言い放つ女将に、七桜は目的が定まる。

「多喜川さん、私に力を貸してください。私にお店をください」

◆感想◆
多喜川さんは暇人だよね。大地主って言ってたから、働かなくても収入があるんだろう。

それにしても七桜ママのことを可哀想に思えない。純愛風に描いてるけど、不倫だよね。

 

43話:信念

五月雨亭での選定会にて、、、

庭で結果発表を待つ七桜と椿。椿は視界が悪いらしく、目の前の七桜に気付かない。

結果は光月庵に決まる。

七桜が東京にいた頃ーー

光月庵の御菓子を1度だけ食べた。

全力でお店の繁栄のために御菓子作りに励んでいるか思いきや、その御菓子は椿が作ったものではなかった。

七桜は自らお店を去ったことが無駄に終わり絶望する。

椿の目ーー

椿は火事の後遺症で失明の可能性があるとか。手術を勧められるが、1月に園遊会があるため断る。

ちなみに先日の選定会では、女将が選定員を買って票集めをしていた。椿は事実を知り、女将に激怒するが、園遊会の御菓子は作りたいとのこと。

椿のことが大好きな栞さんは、椿の立場を理解して応援する。

椿は美味しい御菓子を作る”花がすみ”というお店が気になっていた。

◆感想◆
七桜の憎しみがどんどん大きくなっていくね。椿にも事情があるんだからわかってあげてよ。

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44話:花蕾

花がすみに椿が来店する。

七桜は他人のふりをして、御菓子を出す。ひょうたんの別名「ふくべ」。ツルが伸びて実が鈴なりになるひょうたんは、子孫繁栄のシンボルだとか。

「光月庵も”正しく”実り多き繁栄を迎えますように」

嫌味タラタラの七桜であった。

椿に3年前のことを問い詰められ、全てウソだったと言う七桜。そしてあのお店は私のものだと断言する。

すると多喜川さんが現れる。花がすみは2人のお店で、七桜は大事なパートナーだと、椿に宣戦布告する。

和菓子フェアーー

和倉温泉にて和菓子をセットにした温泉プランの企画が上がり、光月庵と花がすみのどちらに依頼するか意見が割れているとのこと。椿は一緒にやることを提案する。

女将はなにかと邪魔をする花がすみが気に入らなかった。花がすみに小豆を卸さないように業者に手を回す。

11月初旬 炉開き

和倉温泉にて炉開きが行われる。光月庵の面々は勢揃いだが、花がすみの店主はいない。女将は良質なあんが作れないから引き受けなかったんだと安堵する。

しかし、お茶の前に振舞われた御菓子は花がすみのものだった。奥から現れる七桜であった。

◆感想◆
なんだか椿が可哀そうだ。18年前の事件は椿のせいじゃないし、跡継ぎじゃなかったのも椿のせいじゃない。別に悪いことしてないのに、大好きな七桜に目の敵にされてる…

 

45話:和倉温泉

茶会に現れた七桜。振舞った「亥の子餅(いのこもち)」は、干し柿を潰して混ぜたあんが好評だった。

最初から茶席に参加すればいいのに、と椿に指摘される七桜。

業者からいつもの小豆が買えずに、使い勝手の悪い小豆で作ったから不安だったと、嫌味ったらしく返す。

茶会は無事終わり、一度旅館に泊まって御菓子のイメージを膨らましてはどうかと提案される。

怒り心頭の女将。椿は女将に、七桜は18年前に父を殺したのは自分の母じゃないと信じていて、店を乗っ取ろうとしていることを伝える。

そんな女将は、自分は犯人じゃないと否定する。

確かにそう。椿もあのとき眠れずに一晩中起きていたが、女将は部屋を出ることはなかった。

じゃぁ、犯人は誰??

週末ーー

椿と七桜は和倉温泉を訪れる。

隣の部屋に椿がいると思うと、緊張する七桜であった。夕食は一緒に食卓を囲み、御菓子作りの話になる。七桜が海をテーマにしたいと提案すると、却下される。

その後、露天風呂が女性専用になったと仲居の案内を聞き、七桜はお風呂に入る。

すると、椿が湯船に浸かっていた!!

な、なんと!今は男性が入る時間帯だった。がーん

留守番の栞ーー

短髪になった城島くんから、花がすみの店主が七桜だと聞かされた栞は、椿の子を妊娠したとか…

◆感想◆
また妊娠かぁ…。避妊はしない主義なのね。

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