安藤なつみ先生の『私たちはどうかしている』7巻を紹介します。
コミックの表紙がいつもカラフルでとっても可愛いくてエロい。和服がいいね。
6巻では、七桜が光月庵の旦那さまの実の子で、椿は旦那さまと血が繋がらないということがわかった。それを知った七桜は身重なのに光月庵を去ろうとしてる。どうなっちゃうの?
てか、光月庵の旦那は不倫相手と子どもを作って、女将はよその男と子どもを作って、代々続く光月庵は乱れまくってるね。
<7巻のあらすじと感想>
・登場人物
・31話:来客
・32話:封印された扉
・33話:夕ざりの茶事
・34話:さくら
・35話:幸せの行方
・36話:鎮火
コミックシーモアで読む ebookjapanで読む |
登場人物
★花岡七桜(はなおか なお)
21歳の和菓子職人。老舗和菓子屋・光月庵の死んだ旦那さまの子だったことが判明。椿の子を妊娠中
★高月 椿(たかつき つばき)
表向きは光月庵の跡取り息子。七桜の秘密を知っている?
31話:来客
光月庵を出ていこうと決めた七桜。しかし行く当ては無かった。
そんなとき、椿が以前婚約したお相手の栞さんがやってくる。親から聞いた話で、七桜の前の職場では毎日「花岡七桜さんの母親は人殺しです」というメールが届いていたとか。椿のことが心配で報告に来たんだね。
椿は七桜が「さくらじゃない」と否定した言葉を信じようとしていた。
七桜はヒゲの多喜川さんちへ出向き、住み込みで仕事を紹介してほしいとお願いする。多喜川さんから、今あの家を出て後悔しないかと問われ、15年前の事件を振り返る。
七桜が帰宅すると、玄関に栞さんがいた。
◆感想◆
あんな風に結婚式をめちゃくちゃにされたのに、その相手方の家を訪れるなんて、栞さんったら度胸がありすぎる。椿のことがちゃんと好きだったのね。ヘンな家に関わったばかりに、かわいそ…
32話:封印された扉
七桜に出会って慌てふためく栞さん。とっても素直で良い人そう。そんな栞さんを見た七桜は心が痛む。
七桜は事件のあった母屋を訪れる。
倒れた旦那さまのそばに落ちていたナイフには、ママの指紋がついていたとか。あのとき私が見たのは旦那さまと椿の姿だけ?
事件のあった部屋は閉ざされていた。
職人の山口さん曰く、「特別な日」つまり1年に1回の茶会の日だけ、大旦那さまがそこでお茶を飲むとか。
秘密を抱えまくっている七桜は、優しい椿を前にすると何も言えなかった。
◆感想◆
なんだかんだで上手く立ち回る七桜は、可哀そうに思えないんだよね。ダマされている椿がほんと健気で涙出る。
コミックシーモアで読む ebookjapanで読む |
33話:夕ざりの茶事
老い先短い大旦那さまは遺書を作成する。財産は孫の椿に相続する。ただし、高月家の血を引く孫が現れた時は、その孫が全て相続する。と…
それを聞いた女将は大旦那さまに激怒する。
特別な茶会の日ーー
女将は大旦那さまの部屋で遺書を探していた。すると大旦那さまに見つかってしまう。
昔、庭で女将が知らない男とキスをしているのを、大旦那さまは見かけたとか。椿はその男に似ているんだろう。と嫌味をかまされる。
女将は旦那さまから一度も愛してもらえず、触れてもくれなかったとか。これは可哀想…
大旦那さまが持っていた遺書を女将が無理やり奪おうとすると、大旦那さまは机の角にぶつけて死亡(!)
女将は証拠隠滅で畳に火をつけた(!!)
七桜は大旦那さまの姿が見えず、例の部屋へ探しに行くと、女将がいた。
◆感想◆
えー結構衝撃な展開でビックリ。ステキな和菓子を売ってる店の裏で、こんなドロドロのお家騒動が繰り広げられてるなんて、お客は知らないだろうね。
34話:さくら
15年前のあの朝、七桜は女将の姿を見ていたことを思い出す。
七桜は噂話で聞いたと言い、旦那さまは職人と愛し合っていたと話す。
激おこの女将はロウソク立てで七桜を殴る。
妻がいるのに、愛し合っている2人なら何をしてもいいのか?心底憎たらしかった女将は、(たぶん)旦那さまを殺し、七桜ママが犯人となるよう、椿の証言を誘導した。
「私はさくらです」
自分はその職人の娘だとばらした七桜は、女将を訴えると言う。
すると…後ろで椿が聞いていた…
◆感想◆
あちゃーだね。まぁでも、殺すのはどうかと思うけど、職人とコソコソ付き合ってた旦那さまに殺意を覚えるのは、仕方ないよね。しかも子供まで作って離れに住まわせてるし。これはサイテー
35話:幸せの行方
ママの無実を証明するためにここへ来た。
掛け軸の前で誓ったことは全部ウソだった。裏切られて失意のどん底の椿は、無理やり七桜にキスをする(え?)
そんなとき、屋敷に火の手が上がり大ピンチの光月庵。椿は大旦那さまを探しに母屋へ向かう(危ないよ~)
椿は七桜が目の前に現れてから、とても幸せだった。いつも欲しかった言葉をくれた。でもそれは偽りの言葉だった…
椿は煙に苦しみながら、出会った頃からのことを振り返り涙する。
七桜は部屋で椿が戻ってくるのを待っていると、城島くんが助けに来てくれた。すると、お腹が激しく痛みだす。
◆感想◆
椿は本当に信じていたんだね。最初の頃はこんな純粋で一途な男だとは思わなかったわ。七桜を愛したばっかりに、苦悩させられるね。
36話:鎮火
2日後ーー
病室のベッドで目覚める七桜。偽のお母さんがいる!この人優しいよね。
母屋は全焼したけどお店は無事だったって。さらにあの火事で亡くなった人はいないとか。大旦那さま無事だったの?!
でも七桜の赤ちゃんはダメだったみたい(涙)
ニュースでは、市の文化財だった型や道具は燃えずにすんだとか。七桜は椿が命がけで守ったことを知り、これ以上真実を追及することは無意味だと痛感する。
私が本当にしたいことは、御菓子を作る事…
3年後(!!!)
五月雨亭の茶会で出す御菓子は、光月庵ではなく”花がすみ”というお店に決まる。そのお店は多喜川さんが支援してくれて、七桜が店主なのかしら?
「いまの光月庵には消えてもらうから」
どういうこと?!
◆感想◆
あしながおじさんがいる七桜は楽勝だね。資金も貯めずに20代でお店を出すとか。
わたどうあらすじ感想はこちら↓
13巻 12巻 11巻 10巻 9巻 8巻 7巻 6巻 5巻 4巻 3巻 2巻 1巻
コミックシーモアで読む ebookjapanで読む |