いよいよ100話目を迎えました。最後の審判とやらで、クラークはどのように裁かれるのでしょうか。
ベラミーが死んでしまった今、クラークが幸せに終わっても、私にとってはハッピーエンドじゃないんだけど、きちんと結末を受け止めたいと思います。
1.あらすじ
2.生き残った人たち
3.最終話感想
4.シーズン7の感想
5.全シーズン通しての感想
6.主人公クラーク
7.勝手にイイ男ランキング
あらすじ
カドガンが最後の審判を受けようとすると、突然現れたクラークに撃ち殺されてしまう。代わりにクラークが審判を受けることに。自分勝手な主張を繰り返すクラークは、裁判官に受け入れられず、不合格となってしまう。
「お前の戦いは終わった」
クラークは諦めて植物状態のマディのもとへ。そんなとき、審判への道が残っていたためレイブンが試しに行ってみることに。
裁判官とレイブンは、バルドでの一つの民と使徒たちのにらみ合いを見つめる。そこにオクタビアが現れて、戦うことの無意味さを訴える。最終的に武器を置く姿を見て、レイブンが人は変われると言う。
すると、人々の魂が空へ昇ってゆく。どうやら超越して意識が一体になったらしい。
そんななか、クラークだけ一体化を拒否されて取り残されていた。すると、クラークのことが大好きな優しい優しい仲間たち(13名)が、超越を拒否して、地球に残ってくれていた!
ー完ー
生き残った人たち
最後、静止して数えてみたら、クラーク以外に13人いた。最終審判が下った瞬間に生き残っていた人のなかで、超越を拒否した人たちってことだよね。
生き残ったのは以下のメンバー。ここにベラミーがいないの泣ける…
・クラーク:死を司るもの
・レイブン:整備士
・マーフィー:自由人
・オクタビア:赤い血の女王
・エコー:氷の民の女戦士
・エモリ:マーフィーの彼女
・ジョーダン:モンティの息子
・ホープ:ディヨザの娘
・レビット:オクタビアの彼氏
・インドラ:森の民の女戦士
・ガイア:インドラの娘
・ジャクソン:医者
・ミラー:衛兵
・ナイラ:物々交換所の店員
ちゃっかりレビット君が生き残ってるの笑った。医者も技術者も警備員もいるから、クラークは安泰だね。ハッチの奥さんもここにいても良かったのになぁとか思った。
超越せずに戻ると、子孫は残せないらしい。ある意味それが罰なのか?
今は若いからいいけど、年取ったら老々介護で大変だよね。狩りとかもしなきゃいけないし。男性陣は無理がたたって早めに亡くなって、やっぱり最後はクラークが残るんだろうね。シワシワのおばあちゃんのクラークが「わたしの戦いは終わった…」って言って息絶える姿が目に浮かんだ。
最終話感想
インドラが闇の総帥にバズーカ(ピュイーンて音でパワーを溜める武器)をぶっ放したのが衝撃的すぎた。跡形もなく消え去ったよね。
シーズン6の闇の総帥はカリスマ性があったのに、最期がとても雑でなんだか可哀想。カドガンもあっけなかったなぁ…。よっぽどクラークの方が悪に見えてしまう。
クラークはマディが一体化出来て良かった。みたいな感じだったけど、天国へ行くのとどう違うんだろ。地上に残った人たちにとっては、どちらも同じような気がする。一生会えないんだよね?
そしてクラークの発言はいつもながらに自己中すぎたね。
最後の最後に1人取り残されて、「自分だけ罪を償わされるのはおかしい」とか言うのはさすがだと思った。突き抜けてるね。くよくよしない主人公は元気出る。
シーズン7の感想
1話を見返してみたら、サンクタムに人がわんさかいる。あの頃は平和だったなぁ…
マーフィーとエモリがダニエル様とケイリー様のふりをしていて、マーフィーがいちゃつこうとしたときに、「兄妹だよ」ってたしなめるエモリのやり取り好きだったな。
惑星間のワープがお手軽すぎて、シーズン7は手抜きのように感じてしまった。目的地に着くまでの道中に起こるトラブルが楽しみでもあったんだよね。
そしてやっぱりベラミーの活躍が全然なくて、残念だった。私にとってはあまり関心のないキャラが活躍していて、ハマれなかったな。
全シーズン通しての感想
なんだかんだ言って
楽しかったー!!
相当深刻な状況なのに、全然へこたれない若者たちがいいね。
奇形の生き物が唐突に出てくるの好きだったな。スローモーションで訳ありな感じで映されるけど、物語には何の関係も無いんだよね。
シーズン7を見た後で、シーズン1を見返すと、みんなの美しさに度肝を抜かれる。
シーズン2の前半くらいまでのベラミーとフィンとマーフィーのイケメン三銃士がカッコよかった。森の緑にダークなMA-1コーデが映えたよね。
シーズン3では、100年前の出来事が明らかになって、宇宙に住んでた理由がわかったりして、物語に引き込まれた。
私の中で一番のショッキングは、シーズン4の最終話で、クラークが吹雪のなか電波塔に登って行ったところ。普通の女の子がやることじゃないよ。
もうあれは衝撃的過ぎて、今でも日常生活で鉄塔を見つけると、ついついクラークの姿を探してしまうんだ。
あの時、プライムファイアという1つの結末に向けて、いろんな選択をしたよね。
黒い血のクラーク ⇒ 地上に残る
大人たち&オクタビア ⇒ 地下シェルターに避難
未来に絶望した若者たち ⇒ アルカディアで自決
若者主要メンバー ⇒ 宇宙へ逃げる
そこに至るまでの過程が丁寧に描かれていたし、極限状態でハラハラして楽しかったな。
その後シーズン5では、宇宙で6年間過ごしたベラミーたちが、マグカップ持ってきて地上のクラークと再会するところがほんと熱い。
この辺までがすごく楽しかったなぁ
シーズン6、7では、他の惑星に住めたり、命の操作なんか出来てしまって、永遠に物語が続いてしまうようで飽きてしまった。
地球か宇宙船でもう住む場所が無いっていう制約こそが、このドラマの面白みだったんだね。
でもまぁ、クオリティを保ちながらも100話も続いたのは凄いと思う(無理やりまとめてみた)
主人公クラーク
それにしても「仕方がない」で恋人も親友も自分の手で殺してしまうクラークにはあきれ返ったな。
でも妬み嫉みや復讐のドロドロした感情ではなく、全ては生き残るために衝動的にやってしまったことなんだよね。
それなら仕方がないかぁ、とこちらも許してしまうくらいの美貌とおっぱいがあったよね。
そんなおかしなクラークの言い分を聞いてあげる男性陣が、カッコよく見えた。そこで、クラークを通り過ぎた男前たちを思い出しながら、勝手にランキングを発表したいと思います。
勝手にイイ男ランキング~!
※完全に私の好みです
該当話数:シーズン1
悪ぶってて実は良い人っていう少女漫画の王道設定のようなキャラが素晴らしい。クラークに反発しながらも、徐々に歩み寄る姿勢が男らしかった。
崖に落ちた女の子をわきに抱えて、片手でロープを持って救助するところ好き(s2-4)。いつもいがみ合ってたマーフィーやフィンが必死で引き上げるのも熱いよね。
それと、マウントウェザーに潜入したベラミーが、電気工事屋みたいな恰好で1人で奮闘する回好き(s2-12)
あと、ベラミーが敵になったり味方になったり結局何なの?っていうわけわからん回も好き(s3-10)
ステキな想い出に浸るためにも、シーズン7のことは忘れてあげる。
該当話数:シーズン2ー2
民を救うために一人宇宙に残った男気と、生きることを諦めない執念深さが魅力的だった。
その後、桃源郷を目指すイカれたジャハも結構好き。
該当話数:シーズン3-2
鼻のでっかいこのイケおじは何者?と思ったら、まさかの氷の王子でびっくり仰天。なんだかんだでクラークの言いなりになる哀愁漂ったロアンが好き。
該当話数:シーズン2ー1
無教養で野蛮な男かと思いきや、意外と常識があって使える人材だった。
オクタビアにグラウンダー語を教えながら、肩に担いで森を逃げるシーン好き。オクタビアの頭を支える右手に萌えた。
あと、リーパー化したリンカーン最強
該当話数:シーズン5
機械に強く、水耕栽培を研究する化学的な知識も持ち合わせ、さらにモールス信号まで知っている博識なところに惚れた。愛妻家設定もGood! ノーメイク風の疲れたお母さんも好き。
該当話数:シーズン2-1
若者だけの秩序の無い世界に加わった時の、頼れる大人感と主役級のオーラにやられた。アビーを愛してしまったせいで苦労したよね。
該当話数:シーズン4-2
単純に見た目が好き。オクタビアの彼氏になったせいで短命に終わってしまったのは残念。
該当話数:シーズン7
シェードヘダに乗っ取られたラッセル様が、急にカリスマ性を出してかっこよくなった。
該当話数:シーズン6
洗いざらしのグレーの白衣とヒゲがステキだった。主要女子メンバーを通り過ぎる男たちの1人だったため、短命に終わってしまって残念。
該当話数:シーズン1~7
レイブンとくっつきそうでくっつかない距離感のおかげで、シーズン7まで生き残るとは…。その生き様に乾杯。
あまり迷わずにスラスラと10人出てきた。改めてハンドレッドの世界を楽しんでいたんだと実感したわ。こんな楽しいドラマを作ってくれて、ほんとサンキューって感じ。
↓シーズン7あらすじ感想はこちら
【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【8】 【9】 【10】 【11】 【12】 【13】 【14】 【15】 【16】
他シーズンのネタバレ感想はこちら↓
★シーズン6~未知の惑星にて新生活
★シーズン5~囚人と土地の取り合い
★シーズン4~環境汚染問題
★シーズン3~AI対人間
★シーズン2~血で血を洗う精神
★シーズン1~美男美女のサバイバル物語
その他ネタバレ感想はこちら↓
★ヴァイキング~海の覇者たち
★ロズウェル~星の恋人たち
ハンドレッドを見終わって、他の人の感想を見て回っていたらここに辿り着きました。
シーズン5の最終話までは最高のドラマでした。ただそれからは先は…言いたいことが山ほどありますが、シーズン7の最後のベラミーの扱いが可哀想すぎました。最後のシーンでベラミーとマディが居れば良かったのに…
あいう様、コメントありがとうございます。
誰もベラミーのこと思い出さないなんてヒドいですよね。1カットでも思い出のベラミーを差し込んでほしかった。
身勝手で自己中でキリスト教的な、おお!許し給えで、ガンガン人が殺されていくドラマで
その中でもトランプ女のクラークにはあーひでー!とあきれながら全話楽しく見てしまいました。
アメリカの常識なんでしょうか、やられる前に殺す自衛権があり、18禁、子供は見ちゃダメ。
散々やっちゃって、あれはしょうがない、あなたは悪くなかったと傷を舐めあう。
この価値観の世界に幸い日本人はいないので疑問を感じないで見ていられた。
北斗の拳の終末世界やAIから記憶の継承あたりはSFらしくて好きでしたが
最後は、スターゲートまで出てきて昇天するしか終わりようがなかったのかも。
ライフル協会トランプ支持者には受けそうな波乱万丈「えっ!そうなるの」連発ドラマだった。
イムリさま、コメントありがとうございます。
アメリカの元大統領に姿が重なるなんてクラークもついにそこまで来たか!と感心しました。
最終話を見て、疑問があったので解説探していたらこちらのブログにたどり着きました。
最終話におけるジャッジメントで、クラークを除き、残された人類が光の玉から光のモニュメントのようなものになりましたが、あれがカドガンが望んでいた世界?結末?だったのか。(クラークの友達はのちに普通の姿に戻りましたが)
あの結末、なんだかエヴァの最終話に影響されているような気がしたのは私だけでしょうかね(笑)
羊飼いさま、コメントありがとうございます。
エヴァの最後に似てるのですね。
私は、地球に主要メンバーが残ってハッピーエンドにしたいがために、他の人たちには都合よくどこかへ行ってもらったんだと思ってました。
長期間お疲れ様でした!
陰ながら毎週楽しみに拝見させて頂いていた者です!
見始めて飽きてきた頃、こちらを見つけその日から2倍楽しめるようになりました!笑
貴方様の寛解はとても面白く、本編よりこちらを早く見たいと毎回思ってました!とても楽しかったです!ありがとうございました!
ちなみに私は永遠のモンティ推しです!
アッシュさま、コメントありがとうございます。
めちゃくちゃ嬉しいです。
モンティいいですよね。研究成果の植物を全部燃やされたときは泣きました~